沖に流されてから

虚構織り交ぜています

夫婦カウンセリングで関係を改善できるのか

離婚するか否か、そして離婚する場合はどの時期・方法がよいかを話し合うために、夫婦カウンセリングを受けることになりました。洋画などでよく出てくる(?)夫婦カウンセリングですが、日本ではまだ馴染みのないサービスです。

 

一度関係がこじれてしまうと、相手の言葉も素直に受け取れなくなってしまいます。特にうちの夫の場合は、自他ともに認める自己開示の少ないタイプ。逆に私は一方的に話してしまう、かつ意地になってしまうタイプなので、夫婦間だけではうまく話し合いができませんでした。

 

そこでカウンセラーという第三者を通して、お互いの考え・要望を冷静に伝えあい、関係改善の余地があるのかないのかを確かめようということに。夫婦カウンセリングの流れや目的をまとめてみました。

 
そもそも夫婦カウンセリングとは

夫婦だけで解決するのが難しい問題を解決するため、夫婦がいっしょに受けるカウンセリングのことです。夫婦カウンセリングでは、臨床心理士などの資格を持っているカウンセラーが、こじれてしまった夫婦関係をより良い関係に修復したり、場合によっては別れることも検討したりします。

 

流れの一例

まずは現状の問題を洗い出し、夫婦双方にとって関係改善や離婚など、どのような形が望ましいかを分析します。

その後、お互いに同じ目標(夫婦関係の改善または離婚)に向かって、互いを認め合うことができるよう建設的な話し合いを行う。大きな流れとしては上記のようになると思います。場合によって、結婚に至った経緯を振り返り、コミュニケーションの大切さを再確認することもあるようです。

 

  1. カウンセリング前にシートに記入
    夫婦間の問題、現状、将来の希望についてシートにまとめていきます。そのシートをもとに、カウンセリングを進めることになります。

  2. 夫婦間の問題を分析し、目標を設定
    夫婦間の認識、感情にどの程度の開きがあるのか、コミュニケーションはどの程度とれているのか、現状のままだと夫婦関係はどうなるかなどをまとめます。

    経済的、精神的な状況も踏まえ夫婦双方の幸福が、修復にあるのか離婚にあるのかを分析して、問題解決に向かいます。

  3. 2回目以降、最終目標実現に向けて小さな目標を設定~実施~振り返り
    最終的な目標を実現するために、夫婦ともにで日常的にできることは何かを検討します。少しずつ目標を設定し、実施~振り返りを繰り返していきます。

価値観の相違ですれ違っている夫婦の場合(うちの場合)

うちの場合、価値観の相違が根本的なすれ違いの原因だったように思います。

価値観の相違は仕方がありませんが、結婚し、ともに子どもを育てていくと決めた以上、互いに歩み寄る努力が必要だと思ったため、2か月に1度のペースで話し合いの(というかこちらの不満を伝える)場を設けていました。

しかし夫は、価値観の相違は解決できない問題と感じていたのか、話し合いをすることに意味を見出せないようでした。その態度に対しても私は苛立ってしまい、夫はますます話し合いに向き合わず……と、負のスパイラルで一層コミュニケーションは不足していきました。

 

そんなうちが夫婦カウンセリングを受けた場合、下記のようなステップになる気がします。

  1. 夫が自己開示に努める(これまでの行動動機、家庭に対しての考え方など)
  2. 妻(私)が夫の気持ちを知る、理解する
  3. 必要に応じ、妻(私)は夫への話し方やタイミングを工夫する
  4. 夫は妻が行っている日常の家事育児の全体像を知り、これまでの妻の気持ちを理解する

上記の流れで、夫婦ともに不足してる相手を思いやる、相手に感謝をする気持ちを得たいと思っています。場合によっては離婚時期の相談になります。

 

次は具体的に、カウンセリングを受ける場所を検討。金額もそこそこ掛かるので悩ましい……。