沖に流されてから

虚構織り交ぜています

2013-01-01から1年間の記事一覧

ロシュフォールの恋人たち

(映画.comより) ジャック・ドゥミの「ロシュフォールの恋人たち」を観た。 挿入曲のひとつ「キャラバンの到着」がとても好きだったので借りてみたら、やっぱり素敵だった。同じくミシェル・ルグランが音楽を担当していた「シェルブールの雨傘」の叙情性溢…

わらび餅

宝泉のわらび餅は本わらび粉を使っているので市販のものとは大違い。舌触りはしゃりしゃりとしながら、もっちりとした食感。珍しいものを食べたら長生きするよ、という大きいおばあさんの口癖(直接聞いた記憶はない)を思いだした。 もう季節は秋だったけど…

(500日)のサマー

(映画.comより) 「(500日)のサマー」を観た。 トム役ジョセフ・ゴードン=レヴィットは「インセプション」のアーサー サマー役ズーイー・デシャネルは「ハプニング」のアルマ 両者ともキャラクターが全然違うので後半まで気がつかなかった。 トムは決定…

提示する方法を選ぶのは難しい

5月にテープ起こしをしたインタビューの中で、YKBX(こと横部正樹さん)を知った(こういうクリエイターや芸能人について、呼び捨てにするのも「さん」付けで書くのも変な感じ)。今月の18日までgallery PARCで展示している。amazarashiのMVやネゴトのキャ…

Chopin   Prelude Op. 28, No. 15

この人の、この曲の弾き方(特に4:00あたり)好き。 Chopin - Valentina Igoshina - Prelude Op. 28, No. 15

ラースと、その彼女

(映画.comより) 「ラースと、その彼女」を観た。 町の人からMr.サンシャインと呼ばれるほど心優しい、内気な弟が、兄夫婦に「彼女ができたんだ」と紹介したのは人間でなくラブドールでした、という話。脚本が面白そうだと思って借りた。けれどライアン・ゴ…

エディット・ピアフ讃

音楽理論を知っていれば、マイナースケールにして、この旋律をいれると物悲しくなるよ、などと言えるだろうが私はいつもわかってない。旋回するメロディーが切なく心地よいので、最近よく聴くプーランクの「15の即興曲 15 エディット・ピアフ讃」 リストを再…

感性のフタ

去年からバイトをはじめたお店は、客単価も高く大混雑するようなお店ではないので、暇なときは本当に手持ち無沙汰、店内をぐるぐる回るほかない。小ぶりな売り場は10歩ほどで一周できてしまう。ふらっと外に出るわけにもいかず、何度も同じように歩いてば…

オペラント条件付け

心理学を専攻している友達が、オペラント条件づけに基づいて彼氏に禁煙させていた。教育現場でも使われる手法らしく、私も小学生の頃先生に、漢字ドリルを綺麗に書いたらシールを貼ってもらっていた事がある。褒められなければ手を抜いていたのに、シールを…

薬指の標本

(映画.comより) 「薬指の標本」を観た。2004年の作品。 結末や詳細は匂わすだけに留めていて、雰囲気漂う映画でした。海辺であったり古い浴場であったり、水がよくでてくる湿度の高いシーンが多かった。お国柄なのか、フランス映画って色恋とか交わる場面…

七味五悦三会

「七味五悦三会」。 その年に食べた美味しい料理を七つ。楽しかった出来事を五つ、会えてよかった人を三人あげる事が出来たら、その年は良い年だったねと言って暮れるという江戸の風習だそう。 胃腸炎で一週間も布団の中だったので、去年の「七味五悦三会」…