沖に流されてから

虚構織り交ぜています

オペラント条件付け

心理学を専攻している友達が、オペラント条件づけに基づいて彼氏に禁煙させていた。教育現場でも使われる手法らしく、私も小学生の頃先生に、漢字ドリルを綺麗に書いたらシールを貼ってもらっていた事がある。褒められなければ手を抜いていたのに、シールをもらえるなら(シールは表紙に貼られたので、生徒同士でなんとなく数を競い合う雰囲気になっていた)努力するって、可愛げがあったともいえる。

 

スキナー箱では動物を用いるけれど、実際に子育てに応用するとこういう感じ。

 
 
子どもがハブラシを手にとってブラッシングする→ブラッシングを終えた直後に、母親が子を褒めて手帳にシールを貼ってあげる→その結果ブラッシングをする自発頻度が増大すれば、ハブラシ(刺激)→ブラッシング(行動)→褒め言葉・シール(正の強化刺激)という随伴性が形成されたことになる。そのうちシールが無くなっても、ブラッシング自体が楽しい行動になってくるらしい。
 

友達の彼氏も手帳とシールを渡されて、今日一日禁煙できたらシールを貼る、という生活をしているそうです。シールを貼ると、努力の結果を目で見て確認することが出来るし、何日間禁煙できたら、これしようあれしよう、と考えをめぐらすのも楽しそう。
 
副流煙が平気とはいえ、自分にとって喫煙するメリットがないので今後も手に取る事はまずないと思います。だけど友人や家族、彼氏が喫煙者の場合、本人に明らかな体調不良がでない限り禁煙しようよ!とは言えないだろうなあ(友達も、無理に禁煙させているわけではないです)。友人たちと話していると、人によって付き合い方は本当に様々だなと毎度思う。喫煙に限らず、人の生活習慣や行動に口出しをしないし、毎晩誰かと1時間も電話をする生活は考えられない。